危険!意外と転倒しやすい場所を紹介します
転倒しやすいのは家の中
特に高齢者では、外出時などの屋外での転倒よりも、家の中で転倒される人が多いです。今回は意外と多い家の中での転倒箇所について5か所紹介していきます。
①居室・寝室
もっとも転倒箇所として多いのが居室や寝室です。転倒の原因としては、
・何もない所で躓いてしまった。
・カーペットで足を滑らせた。
・少しの段差や隙間に足を取られた。
・ベッドから転がり落ちたなんて人もいます
家の中でも長い時間を過ごすことが多い、寝室や居室ですから精神的にはリラックスして、普段なら起こらない注意すべき点に気付かずに転倒してしまう方が多いみたいです。
②お風呂
お風呂は足元が水で濡れて滑ってしまうという危険性が潜んでいます。入浴を行う際には、不安定な足元で浴槽を跨ぐために大きく片足を上げる必要があります。浴槽の中で足元を滑らせて頭を打ったなんて話も実際に聞いたことがあります。
③廊下
廊下で転倒する人も一定数おられます。歩行が不安定な方が多い印象です。よく聞く状況としては、
・手すりに手を伸ばそうとしてバランスを崩した
・足を滑らせた
・振り返った時にひっくり返った
等、そもそものバランス能力が低いことが伺えるような状況が並びます。
④トイレ・洗面所
洗面所やトイレで転倒する人も意外と多いです。トイレに関しては、中腰の状態で衣服の上げ下ろしをする必要があったり、方向転換が必要になってくるなどバランスが低下してくる高齢者にとっては意外に大変な動作や環境なのです。
一方で洗面所も入浴前に衣服を脱ぎ着する必要ながあったり、床が濡れて滑りやすくなっているなどのリスクが高い場所の一つです。
⑤玄関
玄関も転倒する方が非常に多い印象があります。靴を脱いだり履いたりする動作や上がり框の上り下りなどが動きとして特徴的ですが、その他にも、ドアを開けようとして後ろに後ずさりしたときに足が絡まって転倒など、家に入る前に転倒される方も一定数います。
まとめ
転倒を完全に防ぐ事が難しいですし、予想だにしない転倒が起こる場合も大いにあり得ます。しかし転びやすい環境や少しの注意で防げる事故も必ずある為、私たちは体だけでなく、環境にも目を光らせて日々看護やリハビリなどのサービスを起こっていく必要があるのです!