みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

握力が弱い人は要注意です!

握力は体全体の筋力の指標

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  握力は全身の様々な筋力との関連があると言われています。その為、自分では握力が弱いと思っているだけでその他の筋肉も弱っている可能性が高いです。

握力が弱っていく怖さ

 握力を測定すればある程度その人の全体的な筋力が把握できると言っても過言ではありません。握力が弱って行くと起こる不便はペットボトルが開けにくくなるだけではありません。大体30歳代後半~40歳代前半をピークに握力は年齢と共に弱くなって来ます。そしてその握力低下のスピードが早く・大きい程『死亡数』『循環器死亡』『その他の死亡リスク』が上がってしまうという研究も有ります。

 

握力の鍛え方

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 加齢と共に手を思い切り握るという行動は減って行きます。なので、一日十回でも思い切りグーパーで手のひらを握ったり開いたりを行ってみましょう!

 

握力が弱い人

 握力が弱くなってくると、コップや箸なども持ちにくくなってしまいます。そういう場合は、自助具と呼ばれる太い柄のスプーンや持ち手が太くなっているコップを使ってみましょう。

介護用自助具のイラスト(食器)

 

 自分に合った自助具が分からない方やどんなものがあるのか気になる人は、担当の療法士に聞いて見てください!

 

 握力は生活するうえで何気なく使っている力ですが、弱くなると非常に不便になって来ます。毎日少しずつ運動して、握力を維持して健康も維持していきましょう!


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