みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

脊柱管狭窄症のリハビリ・自分でできるストレッチ~脊柱管狭窄症のリハビリ③~

 

脊柱管狭窄症のリハビリ

 今回は、脊柱管狭窄症のリハビリについて簡単に紹介していきます。

 

リハビリの目的

 リハビリでも改善が難しいケースも多く、短期的な痛みの緩和や歩行能力・筋力低下の予防を目的としてリハビリを行うことが多い印象です。

 特に症状が重症の方は、リハビリによって改善するよりも長期的には手術の方が良いとされています。

 

リハビリの内容

 基本的には腰部分を反らしたり、横にねじる等の動きで痛みやしびれが強くなるケースが多いです。また、股関節が硬くなると骨盤や腰で動きを代償する為、痛みが強くなってしまうというパターンも見受けられます。

なので内容としては、

・腰の筋肉のストレッチ

・股関節のストレッチ

・腹筋のトレーニン

・お尻のトレ―ニング

などを行うことが多いです。

自分でできるストレッチ・トレーニン

 紹介するストレッチやトレーニングを行って症状が悪化する場合はすぐにやめて医療機関に受診しましょう。また、初めの内は痛みが出ない範囲で無理なく行いましょう。

腰のストレッチ

f:id:mik-taikoban:20200812103139j:plain

両膝を抱えて腰を丸めるようにして腰の筋肉をストレッチしましょう。

20秒間を3セット行いましょう。

股関節のストレッチ

 

f:id:mik-taikoban:20200812104548j:plain

 片膝を抱えてゆっくり伸ばしていきましょう。痛みが出る場合もあるので、じっくり息を止めずに伸ばしていきましょう。

お尻のトレーニン

f:id:mik-taikoban:20200622134753p:plain

 膝を立ててお尻を持ち上げましょう。腰が反らないようにお腹に力を入れながら行いましょう。息を吐きながら実施します。疲れの出ない回数から実施してみましょう。

腹筋のトレーニン

f:id:mik-taikoban:20200506163024p:plain

まずは腹式呼吸を行ってみましょう。

息を吐きながらお腹をへっこめて、息を吸いながらお腹を膨らませます。

寝たまま行えるので痛みが強い時でもお勧めです。

 

最後に

 現状、脊柱管狭窄症のリハビリや薬、手術と比べてどれが良く効果があるといった質の高い研究はいまだに出ておらず絶対にこれと言った結論は出されていません。しかし、脊柱管狭窄症後のうつ症状などと痛みの関係はあると言われており、精神的なサポートとリハビリを行うことで症状の緩和に繋がると考えます。


訪問看護・リハビリのご依頼やご相談は
みき訪問看護ステーション太鼓判まで
お電話ください

0794-60-5073
(スマホで番号をクリックすると
電話がかかります)