脊柱管狭窄症の階段昇降動作のポイント
脊柱管狭窄症の階段昇降動作のポイント
ポイント①手すりを引っ張り過ぎない
脊柱管狭窄症の方の階段昇降の特徴としては、手すりや支持物を過剰に引っ張って体を引き上げようとされます。
ポイント②お尻の力で上がる
手すりを引っ張ってあがる動作方法では、腰をそらす筋肉がかたくなり易く、足腰の痛みに繋がりやすくなります。その為、お尻の筋肉を意識して昇ることで腰の負担を減らし、筋力の維持を図ることが重要です。
ポイント③降りる時はつま先から
降りる時にはブレーキをかけながら降りる必要がありますが、その時に重要なのが足首です、つま先から床につけて足首の力でブレーキをかけながら降りることで膝や腰への負担が軽減されます。
介助のポイント
階段昇降時の介助のポイントとして重要なのが安全性です。階段で一番危険なのは転落です。なので階段の動作が不安定な方に対して介助者のポジションは常に下です。そして、介助者も片手は手すりを握ることが重要です。手すりを持つことで一緒に転倒・転落するリスクを減らすことが可能です。
オススメの福祉用具
・手すり
・いす式階段昇降機