脊柱管狭窄症の移乗動作のポイント
脊柱管狭窄症の移乗動作のポイント
ポイント①背中を反らない
ポイント②足とお尻の向きを揃える
ポイント③介助のタイミングを合わせる
まず、移乗動作のポイントとして最も重要な点は、座る位置に足してお尻を正面に位置させてからゆっくり座ることです。脊柱管狭窄症では、腰・背中を反ったりねじったりすることで神経を圧迫して、症状が悪化してしまうリスクが高くなります。
介助のポイント
介助のポイントは、
・タイミングを合わせる(声掛け)1.2.3やせーのっ!など
・必要に応じて福祉用具を使用する
・立ち上がりの際に抵抗がある時は前に引っ張り過ぎない
(お辞儀を促してからゆっくり介助を行う)
タイミングを合わせることで筋肉の準備が整い、背中や腰への負担が軽減されます。また、お辞儀を促す事で背中の余計な筋肉の力が抜けて神経の圧迫を避けることが可能になるケースがあります。
オススメの福祉用具
・スライディングボード
・電動ベッド
・手すり(L字柵、据え置き型手すり)