脊柱管狭窄症の食事動作のポイント
脊柱管狭窄症の食事動作のポイント
ポイント① 机と椅子の高さを合わせよう
基本的に脊柱管狭窄症の方は背骨を反り過ぎると脊柱管が狭くなり神経症状が出やすくなるとされています。椅子と机で気をつけたい点としては、
椅子に対して高すぎる机これはNGです。
椅子に対して高すぎる机は、余計に腕を持ち上げて高い位置で茶碗や皿、コップの操作をする必要があります。この時背骨は反りやすくなってしまい、神経を締め付けてしまうリスクが高くなります。
介助のポイント
介助者は、机・椅子の高さを調節しましょう。確認するポイントとしては、
・机がみぞおちくらいの高さ
・両足裏は地面につける(フットレストから脚を下ろす)
・上半身の重心が前に移動するように座る位置を調整
・座っている姿勢が安定しない場合は机に肘をつける
※誤嚥や自力で食事が困難な場合はまた少し位置が変わってきます。
おすすめの福祉用具
・車いすや椅子(体・机の高さと合わせる)
・座面のクッション(お尻が痩せて痛みが出ている人も多い)