骨格筋って何?
今回は、骨格筋についてお伝えします。
前回の3種類の筋肉でもお伝えしたように、
筋肉には、
・骨格筋
・平滑筋
・心筋
の3種類があります。
これら3つの筋肉のうち、私たちが自由にコントロールできるのは骨格筋だけです。
骨格筋のように、「意思で動かすことのできる筋肉」を随意筋といいます。
反対に、意思で動かすことのできない筋肉を不随意筋とよびます。
骨格筋は全身に大小400種類以上あって、「歩く」「泳ぐ」「走る」など、日常のあらゆる運動にかかわっています。
また、「立つ」「座る」といった動作や「姿勢の維持」にも、絶えず骨格筋が働いています。
骨格筋は、両端にある腱を介して骨に結合し、この筋肉が縮んだり緩んだりすることによって姿勢を保ったり、運動することができます。
筋肉の中身を見ていくと、下記の図のようになっています。
筋肉は、筋線維(筋繊維)が多数束になった筋線維束(筋繊維束)が多数束になったものです。
さらに細かく筋線維の中身をみていくと、下記の図のようになっています。
筋線維は、筋原線維が多数束になったもので、その筋原線維を詳しくみていくと、アクチンとミオシンという収縮タンパク質があり、それらが滑走し重なる部分が増えることで筋肉が収縮(縮んだ)状態になります。
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