介護予防体操⑩スクワット
スクワット
今回は、筋力トレーニングの王道でもあるスクワットについて紹介していきます。一般的なトレーニングでもありますし、介護・リハビリ現場でもよく用いられているトレーニングの一つです!
スクワットはこんな人におすすめです
・体力がない人
・足の筋力が弱い人
・バランスが悪い人
・歩くのが不安な人
・立った時にふらつく人
スクワットのやり方
①立った状態から膝を曲げる
のみです。
スクワットは上半身の位置によって鍛えられる筋肉が変わってきます。
例えば、この上のイラストのように、上半身がしっかり起きた状態では、太ももにある膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)が一番鍛えられます。逆にいうと膝への負担が大きいトレーニングの方法になってしまいます。膝の手術後の方や膝に痛みがある方には、注意が必要になってきます。
次に上のイラストのように、上半身が前にでて、バランスを取るようにお尻が後ろに引けている状態では、腰・お尻や太ももの裏の筋肉をより鍛えやすくなります。この方法では、重心をできるだけ動かさずに前後へ上半身・下半身を動かす必要があるので、高齢者の方には難しいトレーニングになります。
スクワット以外のおすすめの運動
椅子からの立ち座りは非常におすすめの運動になります。立ち座りが安全に行えることでそのあとの立った姿勢や歩くときの安定感がガラッと変わります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください↓↓
スクワットの効果
①足の筋力がつく
②バランスが改善する
③転倒を予防する
④体力が向上する
などなど様々ないい効果があるので是非試してみてください!足の筋力は介護予防や心臓や呼吸などの体の内部的な問題にも重要と言われています。毎日少しずつ行いましょう!やり方がいまいち分からない、感覚がつかめないと言う人はリハビリのスタッフに相談してみてくださいね!
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