みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

介護予防体操⑮立ち座り運動

 

バランストレーニングや筋トレにもなる立ち座り

 

 今回は、椅子やベッドさえあればどこでも行える立ち座りについて紹介します。

立ち座り運動はこんな人におすすめです

・脚が踏ん張りにくい

・立った時にふらつく

片麻痺でバランスが悪い

・筋力に左右差がある

・歩行が不安定で怖い時がある 

 

立ち座り運動のやり方

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立ち上がり運動

・立ちやすい高さの椅子を用意しましょう。

・両足を少し後ろに引きましょう。

・上半身を前に傾けて、両足に体重を乗せましょう。

・一度に立てなくてもいいので何度も体重を両足に乗せましょう。

 一度に立てない人も、両足に体重をのせることを意識すれば、徐々に踏ん張りがきいて来て立ちやすくなります。

 

 立ち上がりのポイントとしては、 両足に均等にしっかり体重をかけることです。片方の筋力が弱かったり、麻痺があったりするとつい力の強いほうの足を頼って立ち上がりを行ってしまいます。実際に均等に乗せると、立ち上がりができない方もいますが、筋力を維持していくためにも、両足に体重をかけることは非常に大事です!

 

座り込み運動

・ドスンと座らないように

・できるだけ脚の力を使ってブレーキを掛けましょう

 膝を伸ばす筋肉や腰・お尻の筋肉を使ってブレーキをかけながら座っていくことが理想的です。ついついドスンと座ってしまいますが、この座り方で圧迫骨折になる方もいますので注意が必要です。

ドスンと座る方は、筋力低下だけでなく、注意機能も鍛えましょう!

高齢者の転倒予防には注意機能も大事です!

 

立ち座り運動の効果

①転倒の予防

②バランス能力の向上

③両足の体重のコントロール

④両足の筋力増強

 この立ち座り運動は歩く動作とも非常に関連が深いので、この運動を意識しておこなうだけで、歩くときの踏ん張りがききやすくなったり、歩いている時のふらつきが減ったりします。

 様々ないい効果があるので是非試してみてください!毎日少しずつ行いましょう!やり方がいまいち分からない、感覚がつかめないと言う人はリハビリのスタッフに相談してみてくださいね!

 

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