みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

寝返りの介助方法!ベッドで楽に寝返ってもらえるポイント

 

 

 

介護では寝返りが大変

 介護を行う上で、頻回に行わなければならずかつ意外と大変な寝返りについての介助のポイントについて紹介していきます。ポイントを押さえる事で意外と楽に行えるので是非試してみてくださいね!

寝返りの介助のポイント

 まず寝返りの介助でもっとも重要なポイントは、寝返りをする人に身体を丸めて小さくなってもらうことです。その中で一番効果的な方法が膝を立てる事です。

f:id:mik-taikoban:20200513111728j:plain

膝をたてることで、力が弱い人でも、脚の重みを利用して寝返りができます。膝を自分で立てられない人は、介助する側が代わりに立ててあげましょう。この時の注意点としては、膝の角度が大体90°になるように立てて下さい。

 

次に膝を横に倒していきますが、体の固い人は膝を倒しただけで腰が浮き上がってきます。

f:id:mik-taikoban:20200513111912j:plain

f:id:mik-taikoban:20200515133139j:plain

そうなるともう簡単です。肩甲骨の部分を寝返る側に引き、寝返りが完成します。

 注意すべきポイントとしては、身体が柔らかい人では膝を先に倒しても骨盤や上半身が残ったままになって重たく感じてしまう場合があります。

 そんな時には、

①手を胸の前で組んでもらう

②膝を立てる

③膝と肩甲骨(肩)を同時に寝返る方法に引く

を行うことで簡単で楽に寝返りの介助が行えます。

 

 今回は、一番オーソドックスな寝返りの介助方法を紹介しました。実践したが、思うとおりに行かない場合もありますので、よりご自身に合った寝返り方法は、ご担当の作業療法士理学療法士にお尋ねくださいね。


訪問看護・リハビリのご依頼やご相談は
みき訪問看護ステーション太鼓判まで
お電話ください

0794-60-5073
(スマホで番号をクリックすると
電話がかかります)