リハビリでよく行う検査や測定・評価について紹介します!
リハビリの検査
お医者さんが行う検査と言われれば、色々なことが思い浮かぶと思います。
・血液検査
・レントゲン検査
・尿検査
・心電図
・胃カメラ
などなどぱっと思い浮かびますよね。
では、実際にリハビリを受けられている方やケアマネージャーの方で、リハビリのセラピストが行う検査や測定について知っておられる方はいますか?今回はいくつかこんな検査をしていますという紹介してみたいと思います。
①関節可動域検査
これは皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれません。ゴニオメーターという分度器のようなもので関節の曲げ伸ばしの角度を測ったりします。肩や膝、足の関節で頻繁に使われているケースが多いかと思います。
②筋力検査
筋力の検査もよく行われています。筋力の検査は、セラピストの手を使って行われることが多いです。中には、機械を使って膝を伸ばす筋力は○○kgあるなどと数値が出る機械もあります。セラピストの手で行う際には、5段階で結果を振り分けています。
5:強力な力(抵抗)に負けない力がある
4:強力な力には少し打ち負ける力がある
3:重力に対して力を十分発揮できる
2:重力を除けば力を発揮することができる
1:筋肉を動かす力はあるが重力を除いても関節の動きが不十分
といった具合で筋力を見ていきます。
③バランス検査
バランスの検査はいくつかありますが一般的で有名な検査としては、
片足立ちがあります。片足立ちの大まかな基準としては、
5秒以下では転倒する可能性が非常に高いとされています。
その他には、TUGというバランス検査が良く行われています。TUGは、椅子に座った状態から立ち上がり、3m先に置いたコーンを回って帰ってきてもう一度椅子に座るまでの時間を測定する検査です。
これも13.5秒以上かかっている人は転倒する可能性が非常に高い
と言われています。
その他の検査
・痛みの検査
・柔軟性の検査
・握力
・持久力の検査
・認知症の検査
・歩く速さの検査
などいろいろとあります。検査する目的は、問題となっている部分を見つけて治療に生かす為でもありますが、実際に本当によくなっているのかの指標として使われています。なかなか自分では、よくなっているのがわからない人も結構な数がいらっしゃるので、検査の結果を一緒に見比べて経過を確認したりすることもリハビリでは非常に重要な要素の一つです。
みき訪問看護ステーション太鼓判では、無料でお試しの評価(動作や姿勢)を行っています。試してみたい方は、是非ご連絡ください。