リハビリをしても良くならない?バランス能力が向上するまでの期間と頻度について
リハビリしたって全然良くならない
特に初めてリハビリを行う方に関して、たまにこのような発言をされる方がいます。『リハビリしたって全然よくならない。』
『リハビリをしているのに、ふらついて怖くてなにも出来ない』
こういった発言を受ける事は、数は少ないかもしれませんが確実に有ります。では、実際にリハビリを受けてもよくならないのはなぜでしょうか。一つの理由に練習の期間と頻度が関係しています。
バランスが良くなる期間と頻度
もし、リハビリを受けても全然良くならないと思っている方がリハビリを初めて1ヶ月程度であれば、効果が無いと決めつけるのには早すぎるかもしてません。ここでは、例として、バランスの改善にかかる期間と頻度ついて紹介していきたいと思います。
バランスの改善にかかる頻度は週に2~3回
バランスの改善にかかる期間は2~3か月以上
これが多くの人がバランスの改善にかかる運動の頻度と期間です。また、全員に効果があるというわけではなく、多くの人に認められるという点が重要です。これは、元々の人それぞれ運動能力や筋力が違う事が影響しています。
また、手を前に伸ばしたり、片脚でバランスを取るなどの姿勢を保持するようなバランスよりも、実際に歩いたり、カーブを曲がったり、段差を昇り降りする日常に近い動作の方がより時間がかかると言われています。
リハビリの効果が出ないなら
正直に担当のセラピストに聞いて見ましょう。問題点やなぜそうなっているのかを説明してくれると思います。そして、今一度自分の運動の頻度や期間が足りているかを確認してみましょう。回復期病院に入院中であれば、ほとんど毎日リハビリが有ります。しかし、外来や訪問・デイケアなどでは、週に1~2回の方が多いのではないしょうか。そこで必要になってくるのが、自主トレーニングです。足りない分のトレーニングの頻度は自分で補いましょう。担当のセラピストに自主トレーニングを尋ねる事で個人に合わせてメニューを作成してくれるはずです。
みき訪問看護ステーション太鼓判では、無料でお試しの評価(動作や姿勢)を行っています。試してみたい方は、是非ご連絡ください。