介護予防体操⑯呼吸筋トレーニング
生命を維持する為の呼吸
今回は、呼吸筋トレーニングについて紹介します。
呼吸は、生きている証としてバイタルサインの一つに数えられています。
・体温
・脈拍
・血圧
・呼吸
の4つが人間のバイタルサイン(生命徴候)として扱われています。ドラマなんかでも『バイタルとって!』『バイタルは~でした』などという言葉が医療系ドラマではよく出てきます。
その非常に重要な呼吸ですが、これも筋肉が関わっています。年と共に衰えてきてしまい、筋力低下を起こすと呼吸に影響が出てきます(肺活量の低下など)。そうすると、今までなにも感じなかった作業に疲れを感じたり、息切れを起こしたりしてしまいます。なので意識的に呼吸に関係する筋肉を鍛えていくことが重要になります!
呼吸筋トレーニングのやり方
代表的なものを2つ紹介します。
腹式呼吸
腹式呼吸は以前にも紹介したことがありますのでそちらを参照してください。
お腹を意識して呼吸を行う事で、呼吸の効率が上がります。鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口から息を吐いてお腹を凹ませる方法です。
口すぼめ呼吸
やり方は腹式呼吸と似ていますが、違う点として、息を吐くときに口をすぼめる(“う”の口の形)ことです。口をすぼめたらできるだけ長くゆっくりを息を吐き続けましょう。
呼吸筋トレーニングの効果
①体力の向上
②疲れやすさの軽減
③呼吸の効率が向上
④体が安定する
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