3種類の筋肉
今回は、筋肉についてお伝えします。
筋肉といえば、下記の絵のようなものを思い浮かべる人は多いと思います。
これも筋肉の一つです。
筋肉の一つ?
どういうことですか?
上記の絵のような筋肉は骨格筋と呼ばれます。
筋肉は、3種類あって、
・カラダを動かすための「骨格筋」
・内臓の壁や血管の壁などを構成する「平滑筋」
・心臓の壁を構成する「心筋」
があります。
内臓とか心臓も筋肉なんですね!
そうなんです。
だから、動かなくなると内臓とか心臓も弱ってきちゃうんですよ。
それぞれについて簡単に説明しますね。
骨格筋
骨と骨をつないで体を動かすための筋肉が骨格筋です。
骨格筋は自分の意思で動かすことができるため、随意筋と呼ばれます。
迅速で強力な収縮を行うことができますが、運動によって疲労します。
平滑筋
消化管や気道などの内臓の壁や血管の壁などを構成するのが平滑筋です。
平滑筋は意思で動かすことのできない不随意筋です。
筋そのものの収縮力は骨格筋に及びませんが、疲労することなく動き続けることができるため、内臓のリズムを保ち続けることができます。
心筋
心臓の壁を構成する筋肉を心筋といいます。
意思で動かない不随意筋です。動いても疲労しないため動き続けることができ、心臓のリズムを保ち続けることができます。
激しい運動をした時には心臓の拍動が速くなり、安静時には拍動が遅くなるといったように、心筋の運動は自律神経によって調節されていますが、自分の意思で動かせるわけではありません。
筋肉と言っても、それぞれに働き方が違うのですね。
そうですね。
骨格筋は迅速に協力に力を出せるように。
平滑筋と心筋は持続して働けるように。
それぞれの役割に合った働き方ができるように作られていますね。
次回のカラダの基礎知識は、骨格筋についてお伝えします。
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