みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

こけることを甘くみるといけないですよ!

こけるの定義

尻もちのイラスト(お爺さん)

こける=派手にどこか体を打つ

という解釈をされている方がたまにいます。なので、こんなやり取りがたまーにあります。

 

最近はこけていませんか?

最近は、ばっちり大丈夫や!

このあざはどうされたんですか?

あー、これは昨日そこでつまづいて床に膝をぶつけたんや

こけてるじゃないですか!!

でもケガしてないで?

 普段リハビリを行っていると、こけるのに慣れている人がたまにいます。また、こけるという事実に対するハードルが非常に低い人もおられます。実際どんな人かというと、

・尻もち、手をついた程度ではこけた内に入っていないと思っている人

・転んでもけがをしていないから問題ないと思っている人

・転ぶことに恐れを持たずに無茶な動きをする人

などが挙げられます。実際ケガがなければいい場合もあるのですが、やはり転倒したと聞くとはらはらしますし、骨折のリスクも高くなります。

 

転倒と言えば、激しくばたんっと倒れる状態をイメージする人がおおいですが、それだけでなく、

・バランスを崩して手をつく

・尻もちをつく

なども骨折などのリスクにつながる為、リハビリの職種の方は転倒としてカウントしていきます。転倒の再発生率はとても高いので、転倒予防の為に策を講じる必要がありますが、それを転倒と思っていない方があるので、注意深く聞いていく必要があります。

 

尻もちでは、腰椎の圧迫骨折

バランスを崩して床に手をつく場合では、橈骨の遠位端

 のリスクが高くなるということを説明して理解して、情報を共有してもらうことが一番重要です。


訪問看護・リハビリのご依頼やご相談は
みき訪問看護ステーション太鼓判まで
お電話ください

0794-60-5073
(スマホで番号をクリックすると
電話がかかります)