糖尿病の怖さ③動脈硬化で心臓・脳にもダメージが!
糖尿病で動脈硬化が起こる
大まかな流れを説明すると、
糖尿病➡インシュリンの働きが低下➡血糖値が上昇➡血管へのダメージ蓄積
➡動脈硬化➡様々な合併症
といった流れです。
すこーしだけ糖尿病と動脈硬化との関係について紹介していきます。糖尿病ではない方は、食事によって変わる血糖値をコントロールする為のインスリン(インシュリン)が働き血糖を一定に保ちます。
糖尿病の方は、このインスリンの分泌が減り、インスリンの不足が起こったり、インスリンの働きが鈍くなった結果、血糖値があがってしまいます。高血圧や高血糖によって血管はダメージを受けてしまいます。ダメージを受けた血管に血小板が集まって肥厚したり血管が狭くなり事で動脈硬化が起こります。
動脈硬化と心臓・脳血管障害
動脈硬化が起こると、脳血管障害(脳梗塞や脳出血)、心臓病(心筋梗塞)のリスクが非常に高くなります。とくに心筋梗塞では5.8倍もリスクが高くなると言われています。また、糖尿病では神経障害もあり通常起こる心筋梗塞時の胸の痛みを感じないまま発見が遅れてしまうことがよくある為、定期的な検診などで確認していくことがオススメされます。
心筋梗塞や脳梗塞になると余計に活動量が減ってしまい、筋力低下が起こり、より糖の取り込みが悪くなり、悪循環に陥ってしまいます。合併症を防ぐという意味でも早期発見・早期治療、生活習慣の見直しによる予防が重要です。
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今回は以上です。
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