リハビリ事例⑥:やりたいことはなんですか?
実際に起こった事例について紹介
今回は、リハビリに積極的でない男性の方のリハビリ事例です。リハビリはどうしてもやらされているものと感じている様で、ため息や不機嫌な態度を取られる事も有ります。
リハビリはきらいですか?
運動はしんどいしな。身体にいいのは分かってるんやけど。
そうですよね。やりたい事はないですか?
昔は近くの神社まで行ってお参りしてたけどなー。
おー良い事ですね!
まぁ今は無理だろうけどね。
じゃあそこに行ける様にリハビリしましょう!
そんなこと出来るのか?
体力と筋力、バランスが良くなれば不可能ではないと思いますよ!極論を行ってしまえば、歩いて行かなくてもいいのであれば、車いすでもいけますし。
出来る事なら歩いて行きたいな。
やはりただ単にリハビリを行うとモチベーションは低下しやすくなります。ただその人に有った興味のある目標を設定し共有できれば取り組み方や生活の仕方もぐぐっと変わってくる印象があります。お話をよく聞く事はすごく大事ですね!