みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

リハビリ事例⑦:世界で一番不幸せ?

実際に起こった事例について紹介

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 今回は、施設に入所されている女性の方で、最近精神的に落ち込んでいる様子です。身体が動きずらくなってきており、なにも楽しみが無いと悲しんでおられます。

 

最近元気がないですね。

身体も動きにくいし、生きてても意味ないわ。

そう思っていたんですね。

私みたいに不幸な事はない。動けないのが一番つらい。

確かに動けないのは辛い事ですね。

他の人も同じように考えるのかな?

前に担当していた方の話ですけど、その方は体に不自由は少なくて自分で買い物も行けるくらいになって退院しました。

いいな。そんな人。

でもその人も幸せじゃないって言っていました。

どうして?

身体は動くけど、家族は誰も会いに来ないし、食べ物を口から食べる事が出来ないからっていっていました。

そうなんだ。私は孫も会いに来てくれるしご飯も美味しく食べれるね。感謝しないといけないね。

 

人それぞれ幸せに感じる事が違ったり、自分の置かれている立場や幸せな状況に気付かない人も多くいます。その人にとっての本当の幸せをできるだけ長く維持する事や気づいてもらう事も非常に大事だと思いました。


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