みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

体操やセルフストレッチでは腰を捻らないようにしましょう

ストレッチでは腰をねじらない

 今回は、ストレッチや体操などを行う場面での注意点について紹介します。お家でストレッチや体操をする機会があるかと思います。よく、『腰をねじって』『腰から動かして』なんて言葉を聞く機会があると思います。

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 実は、ストレッチや体操で腰をねじるという動きを間違いです。腰(腰椎)は左右に5°ずつしか回旋(ねじれない)のが通常です。なので腰をねじっているつもりでも多くは、股関節や腰より少し上の胸の背骨(胸椎)をねじっている事になります。

 

腰椎の得意な動きは体の曲げ伸ばし

 腰椎の得意な動きはねじる事ではなく、身体を曲げたり、伸ばしたりすることです。たまにねじる動きが大きくなっている人もいますが、そういう方は腰痛が起こりやすく逆に腰椎を安定させるように運動や体操が必要になって来ます。

 

股関節と腰椎の関係

 股関節と腰椎は骨盤を介して上下に位置している事からお互いに深いつながりがあります。例えば、股関節が硬くて歩くときに足が後ろまで伸びない人は腰椎を過剰に反らして代わりに体重を前に移動させようとします。逆に腰椎の動きが硬い人は股関節に負担がかかり、股関節痛を引き起こす可能性が高くなります。

 

 なので、体操あストレッチを行う場合は腰と股関節の両方をセットで行う様にしてみてください。


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