リハビリ事例⑤:外には絶対出たくない!
実際に起こった事例について紹介
今回は、閉じこもりの男性のリハビリ事例です。高齢の独り暮らしで病院の定期的な受診以外は全く外にでない方です。活動力が低下して体力・筋力共に低下してしまっています。
外は嫌いですか?
そうだね。外には絶対出たくないよ。
そうなんですね。なにか理由はありますか?
こんなみっともない姿をだれにも見られたくないからね。
みっともないとは?
歩いてもフラフラするし、よぼよぼだろ?
そうですか。ならしかたないですね。じゃあ人の目につかない庭に出るのはどうですか?やっぱり骨粗鬆症の予防にも日光には当たった方が良いですよ!
庭くらいなら。でも全然動いていないからそこまで行く自信がない。
安全に行ける様に手伝います!
なら少しだけ。
外に出る機会がなくなると活動量が大幅に減ってしまい、体力・筋力・骨密度など体への不利益がとても多く起こってきます。今回は男性で周りの目が気になるとの事だったので庭に行く事から始めました。庭に出た後は、もう少ししっかり歩けたら外にも出たいという発言もされていました。