車椅子の安全な使い方と危険な使い方
車椅子の危険な使い方
意外と危険な車椅子の使い方をされている方が一定数います。
①移乗や立ち上がりの時にブレーキを掛けない
②フットレストを上げずに移乗する
③フットサポートを踏んだまま立ち上げる、床の物を拾う
④ずっこけ座り(仙骨座り)でずり落ちる
⑤砂利道や足場の悪い道を通る
などなど
危険な使い方介助編
①急な坂道を前向きに下る
②フットレストに足を乗せずに移動介助する
③急ブレーキや急発進する(特に坂道)
④移乗のときにお尻の位置が浅すぎてずり落ちる
⑤目を離す時にブレーキを掛けない
安全に車椅子を使う上での心構えやコツ
①動くや方向を変える時は声掛けする
②介助者も動きやすい服装、靴を履く
③ブレーキ、フットレストの管理を徹底する
④狭い場所で方向転換する場合は前輪を上げて行う
⑤段差を上がる時はゆっくり前輪を上げる
(ティッピングレバーをゆっくり踏む)
まだまだ細かいところはありますが、代表的な場面を挙げました。重要な点をおさらいすると、
①車椅子から離れる時はブレーキを確実にかける
②移動中は足をフットレストに上げる
③車椅子から移乗もしくは立ち上げる場合はフットレストを上げる
④介助で動く・方向転換する場合には随時声掛け
⑤急な坂道はゆっくり後ろ向きをおりる
以上が実際に危ない場面として見かけることの多かったポイントです。ぜひ安全で安心できる介助でケガや事故を予防していきましょう!