みき訪問看護ステーション太鼓判ブログ

このブログは、あくまで一般的なリハビリテーションの方法や情報、体験談と解釈していただき、必ず主治医やご担当の療法士にご相談の上で実施するようにしてください。

寝たきりとは?ベッドに寝ている状態だけが寝たきりではない!?寝たきり予防①

 

寝たきりとは

f:id:mik-taikoban:20200603092431p:plain

 

 寝たきりとは厚生労働省の言葉を借りると、「おおむね6ヶ月以上病床で過ごすもの」とされていますが、はっきりとした定義は有りません。寝たきりに関係する評価では、以下の物が有ります。

障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)

生活自立 ランクJ 何らかの障害等を有しているが、日常生活はほぼ自立している
1,交通機関等を利用して外出する
2,隣近所へなら外出する
準寝たきり ランクA 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
1,介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
2,外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている
寝たきり ランクB 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ
1,車椅子に移乗し、食事、排せつはベッドから離れて行う
2,介助により車椅子に移乗する
ランクC 日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要する
1,自力で寝返りを打つ
2,自力では寝返りも打てない

 

なので、この基準に当てはめると、ずっとベッドで過ごしている人だけが寝たきりではなく、車いすに移乗する人も寝たきりに含まれるということです。

 寝たきりの原因については様々ですが、どこかのタイミングで対策を打っていれば、寝たきりにならずに済んだのではないかと言う人もいます。

 

寝たきり予防に重要な点

特に重要と思う点は、

生活習慣病の予防

生活習慣のポイント

②適切・適度な栄養摂取 

嚥下体操

③適切・適度な運動

有酸素運動をしましょう

④外出できる環境

⑤適切な福祉サービスの利用

福祉用具について知ろう

この5つが行われる事で、寝たきりを予防できる人は数多くいると思います。体の健康・心の健康・環境の調整を3本柱に寝たきりを予防していくことがに重要です。

 

次回は寝たきりが引き起こす問題について書いていきます!最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 

 


訪問看護・リハビリのご依頼やご相談は
みき訪問看護ステーション太鼓判まで
お電話ください

0794-60-5073
(スマホで番号をクリックすると
電話がかかります)