介護予防体操③もも上げ・足ふみ運動
座ってもも上げ(足ふみ)の効果
椅子に座ったまま安全に出来る運動として、よく行われているもも上げ・足ふみ運動ですが、少しのやり方の違いで効果が変わってきます。今回はそのポイントとやり方についてご紹介していきます!
やり方
足を大きく上げると同時に体・骨盤が後方に倒れていかない事が重要な点です。可能であれば、背もたれに背中を付けずに行う方が望ましいです。また、体を支えられる人は、胸の前で手を組みできるだけ上半身のブレを少なくもも上げを行いましょう。難しい場合は、前に机を用意して、軽く手で支えながら行ってもOKです!もも上げが小さくても上半身のブレを少なくする事で、体幹の筋肉を鍛える事が可能になり、姿勢が安定します。
効果
効果としては、一番は腸腰筋という骨盤を前傾させる筋肉のトレーニングになります。高齢者の方は骨盤が後傾し、背骨が曲がっている人が多いので、この運動で腸腰筋を鍛えることは非常に大事です!
ただ、このトレーニングを行う際は骨盤前傾を意識しながら行うことで本当の効果を発揮します。
リハビリのスタッフは専門的な立場から細かい設定やその方に応じたアドバイスを行えます。迷っている、困っていることがあれば、気軽に相談してくださいね!
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