介護予防体操④膝伸ばし(SLR)
膝伸ばし①
椅子に座ったまま・寝たまま安全に出来る運動として、よく行われている膝伸ばし運動ですが、少しのやり方の違いで効果が変わってきます。今回はそのポイントとやり方についてご紹介していきます!
やり方
①椅子に座って行います。
②膝が約90°になるように椅子の高さ、座る位置を整えましょう
③膝を伸ばしましょう。
④つま先を上に向けましょう
安全で簡単に行える膝を伸ばす運動ですが、一つ注意があるとすれば、しっかりと膝を伸ばしきってつま先を上げながら行うことが重要です。
効果
膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることが可能です。また、つま先をしっかり上げることで、歩くときの引っかかりが軽減する効果があります。
寝ころんで行う膝伸ばし②
やり方
①寝ころんだ状態で行います。
②反対の膝は曲げましょう。(腰の負担を減らします)
③膝を伸ばしたまま足を持ち上げましょう。
④つま先も上にあげた状態で行いましょう。
効果
椅子に座ったままと同様の効果に加えて、足を上に持ち上げる(股関節を曲げる)筋肉を鍛えることが可能です。
リハビリのスタッフは専門的な立場から細かい設定やその方に応じたアドバイスを行えます。迷っている、困っていることがあれば、気軽に相談してくださいね!
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