家族が急変!?これだけ確認できたら間違いなし!:バイタルサインのお話
家族が急に倒れた・様子がおかしい
・外出から帰ると、家族の様子がおかしい
・呼びかけても返事をしてくれない
・意識がない!?
中高齢になってくると、様々な病気やアクシデントに遭遇する事が増えて来ます。気が動転して何をしていいのかわからなくなってしまいパニックになる方も多くいます。こんなときには冷静にバイタルサインを確認し、緊急の場合にはただちに救急車を呼びましょう!
バイタルサインとは
日本語で訳すと「生命徴候」となり人間の生きていることを示すものです。
具体的には、
・血圧
・脈拍
・呼吸
・体温
の4つから構成されています。これらの四つを図って数値化することで、日々の体調の変化をとらえる事が出来ます。
医療従事者はこれらに加えて、
・SPO2
・意識
・尿量
なども確認している事が多いです。
実際の場面に出くわしたら?
正しく冷静に対処するためには、ある程度の知識が必要です。日本医師会の心肺蘇生法の手順は分かりやすいイラスト付きなのでぜひ確認しておきましょう!
ものすごく簡単に手順を確認すると、
①意識があるかを確認
②呼吸をしているか確認
③呼吸をしていない場合は心臓マッサージを続ける
④可能な場合は人工呼吸
⑤AEDの到着、救急車の到着を待つ
この順番です。
もし、一人で出くわして、周りの助けを借りられない場合は、救急車の到着を
そして、呼吸をしている場合は慌てずにその他の確認できるバイタルを図りましょう。
・呼吸は1分間に何回行っているかの呼吸数を数えます
・体温計、血圧計は計測方法は特に解説不要かと思います。
豆知識
意識がない場合に血圧を測って、上の血圧が170以上(特に180台)になると脳内の病変が起こっている可能性が非常に高くなります。こういう知識が少しあるだけで救急要請時に、隊員に伝えるだけでなく、冷静・迅速に救急要請が可能になります。
みき訪問看護太鼓判では、日々精力的に利用者様の看護・リハビリを行っています!