若い人に多い?浮き指の原因とバランスについて
浮指とは
高齢者だけでなく、若い人にも意外に多い浮指について今回は書いていきたいと思います。
浮指とは、立っている姿勢の時・歩いている時に足の指が浮いており、しっかりと足で踏んばることができない足の状態のことです。
※足の指が原因で歩くときにしっかりと前に体重移動できない人も含まれます。
浮指の原因
浮指の原因はいくつかありますのでご紹介します。
①足の指の筋力の衰え
②足裏の感覚不足
③後方(踵)重心
④靴のサイズが合っていない
これらの内の一つだけの原因だけではなく、いくつかが重なり合って起こっている場合があります。靴やスリッパなどを履く文化によりはだしで生活する人が減ってきていることで足裏の感覚が少なくなっているのも一つの原因ともいわれています。加えて、足の指の筋肉が何らかの原因で衰えていくと容易に浮き指になってしまいます。
自分の脚のサイズに合わない靴を履いていることによっても靴の中で足が不安定に動いてしまい、浮き指になってしまいます。つま先が細くなっているハイヒールなどを習慣的に履いていた方も母趾やによってその隣の足趾が押され浮いてしまうこともよく目にします(外反母趾や内反小趾)。
浮き指とバランス
浮き指になってしまうと、後方重心になります。逆に後方重心になると浮き指になりやすくなります。また、浮指になることによって足裏で体重を支える面積がこれだけ狭くなってしまいます。
こんな姿勢の人は浮指になりやすい!
浮き指によってお尻が前に突き出て、腰を丸めた姿勢を取ってしまうこともあり、非常に立っている姿勢やバランスに悪影響を与えてしまいます。
リハビリでは、姿勢の改善や足趾のトレーニングにより、浮き指を改善させていき、転倒予防を行っていきます。以下に例を載せておりますので自由にダウンロードしてください!
こんなトレーニングなど↓↓
リハビリのスタッフは専門的な立場から細かい設定やその方に応じたアドバイスを行えます。迷っている、困っていることがあれば、気軽に相談してくださいね!