いまさらですが手洗いうがいの効果とやり方について紹介
手洗いうがいは効果があるのか
日本人の多くは特に小さい頃から手洗い・うがいを行って風邪やインフルエンザの予防に努めていると思います。しかし、意外と正しく手洗い・うがいを出来ている人は少ない印象です。特に医療従事者以外の方や高齢者では、特にそう感じます。今回は、正しいやり方についていまさらですが紹介したいと思います。
正しい手洗いのやり方と効果
このような手順+しっかりと乾燥を伴った手洗いをおこなえている人は非常に少ないと思います。手のひらを合わせて洗っている人は多いですが、手首や指先・親指を洗えていない人が多いです。
実際に看護師さんと高齢者の方の手洗い後の手に残った菌を比較した研究では、看護師さんは全員、手の菌が減少していたのに対して高齢者の方は、約半数しか手に残った菌が減少しなかったという結果が出ています。
正しく手洗いをする手順としては、
①手を水ですすぐ
②石鹸・ハンドソープをつける
③手のひらを洗う
④指の間を洗う
⑤爪・指先を洗う
⑥手首を洗う
⑦しっかり水ですすぐ
⑧ペーパータオルでしっかり乾燥
ウイルスと手洗いの関係では、こんなデータも有ります。
手洗いの方法 | 残存ウイルス数 (残存率) |
---|---|
①手洗いなし | 約1,000,000個 |
②流水で15秒手洗い | 約10,000個 (約1%) |
③ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ | 数百個 (約0.01%) |
④ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ | 数十個 (約0.001%) |
⑤ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す | 約数個 (0.0001%) |
正しいうがいのやり方と効果
正しいうがいのやり方に関しては、
①口の中をぐちゅぐちゅうがい
②喉をガラガラうがい
③それぞれを15秒間行う
うがいを行うと約4割の風邪症状を予防できることが研究でわかっています。これは、イソジンなどを使わない水道水で行うことでこの効果が得られています。
日々の体調管理を行って 、はりのある日常生活を送りましょう!みき訪問看護太鼓判では、手洗い・うがいの徹底を行い、訪問を行っています!
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