寝たきりとは?ベッドに寝ている状態だけが寝たきりではない!?寝たきり予防①
寝たきりとは
寝たきりとは厚生労働省の言葉を借りると、「おおむね6ヶ月以上病床で過ごすもの」とされていますが、はっきりとした定義は有りません。寝たきりに関係する評価では、以下の物が有ります。
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)
生活自立 | ランクJ | 何らかの障害等を有しているが、日常生活はほぼ自立している 1,交通機関等を利用して外出する 2,隣近所へなら外出する |
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準寝たきり | ランクA | 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない 1,介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する 2,外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている |
寝たきり | ランクB | 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ 1,車椅子に移乗し、食事、排せつはベッドから離れて行う 2,介助により車椅子に移乗する |
ランクC | 日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要する 1,自力で寝返りを打つ 2,自力では寝返りも打てない |
なので、この基準に当てはめると、ずっとベッドで過ごしている人だけが寝たきりではなく、車いすに移乗する人も寝たきりに含まれるということです。
寝たきりの原因については様々ですが、どこかのタイミングで対策を打っていれば、寝たきりにならずに済んだのではないかと言う人もいます。
寝たきり予防に重要な点
特に重要と思う点は、
①生活習慣病の予防
②適切・適度な栄養摂取
③適切・適度な運動
④外出できる環境
⑤適切な福祉サービスの利用
この5つが行われる事で、寝たきりを予防できる人は数多くいると思います。体の健康・心の健康・環境の調整を3本柱に寝たきりを予防していくことがに重要です。
次回は寝たきりが引き起こす問題について書いていきます!最後まで読んで頂きましてありがとうございました。